【カードゲーム】モンスターをめぐる呪文バトルカードゲーム！ドラゴンクエスト「ギガデイン」

攻撃呪文で押しまくるか、マホキテでかわすか？

久々のドラクエカードゲームを紹介。
ドラクエカードゲームブームの後年にリリースされた「ギガデイン」です。
このゲームは、ドラクエVの世界を舞台に手持ちの呪文カードを使ってモンスターカードを取り合うバッティング系のカードゲームなのだ。


取説
今は亡き老師と弟子の後を引き継いだ、荒川区老人ゲーム会のメンバーがゲームの遊び方を説明してくれます。


マップ
布製のドラクエVのマップです。
マップは「１（青）：レヌール城」「２（赤）：天空城」「３（紫）：デモンズタワー」「４（緑）：死の火山」の４つのエリアに分かれています。それぞれのエリアに、山札のモンスターカードを１枚ずつ置きます。


モンスターカード
ドラクエVでお馴染みのモンスターが４０匹も登場！
モンスターカードに書かれている数字は獲得できる得点です。


呪文カードを使って欲しいモンスターカードを取り合うのだ。


ルーラカード
「１（青）：レヌール城」「２（赤）：天空城」「３（紫）：デモンズタワー」「４（緑）：死の火山」。欲しいモンスターカードがあるエリアのルーラカードを１枚伏せて場に出そう。
もし同エリアのルーラカードを複数のプレイヤーが出したなら…呪文バトルで勝敗を決めます。


攻撃呪文カード
同エリアのルーラカードを出したプレイヤーとの呪文バトルで使用します。
４種類の攻撃呪文カードを組み合わせて数字の合計が攻撃力になります。攻撃呪文カードは１ラウンドに何枚でも出せますが、ラウンドが終了すると場に出ている攻撃呪文カードは捨てなければなりません。
マホキテカードは、攻撃呪文カードの代わりに出し、自分と同じルーラカードを出した人が使った攻撃呪文カードを全部貰うことができます。


いざプレイ！
まず、[１]イオ６枚、[２]ベギラゴン４枚、[５]マヒャド３枚、[１０]ギガデイン２枚、マホキテ１枚、計１６枚の攻撃呪文カードを手札にモンスターカードを取り合います。
ラウンドは合計１０ラウンド。手札の補充はありません。
一度攻撃呪文カードを使うとラウンド終了時に流れてしまうので、どのタイミングで何枚使用するかがこのゲームのポイントです。


各エリアに山札からモンスターカードを置いたら、自分が欲しいモンスターカードがあるエリアのルーラカードと攻撃呪文カードを伏せて場に出します。


全員カードを出し終わったら…
ルーラカードと攻撃呪文カードをいっせいにオープン！
ルーラカード「デモンズタワー」と「レヌール城」を出したプレイヤーは競り合いもなくモンスターカードをゲットできました。同じルーラカード「死の火山」を出したプレイヤーは、攻撃呪文バトルへ…「１+２+２＝５」VS「５+１＝６」で攻撃力が多いプレイヤーが１００点モンスターをゲットー。
高得点のモンスターは競争率が高くなるので、敢えて競争率が低いモンスターを狙うのも駆け引きのひとつなの。

あと相手の攻撃呪文カードを奪う「マホキテ」の使いどころも重要です！
ただ、マホキテを出しても他に同じルーラカードのプレイヤーがいなかったら効果を発揮しません。なので、競争率が高い時にマホキテを出して攻撃呪文カードを補充しましょう。でも同じルーラカードのプレイヤーが２人以上マホキテを出した時も効果はないのでお気を付けを…。


ちなみに前ラウンドで誰も取らなかったモンスターカードは次回に持ち越すので、読み合いと駆け引きのバトルがさらにアツくなりますよ。

スリルとスピードの中に読み合いと駆け引きを詰め込んだ呪文カードバトル！
うん、メチャクチャ面白いぞ！！これは隠れた名作である。